記事: KITCHEN ESSENTIALS
KITCHEN ESSENTIALS
SENSE THE DIFFERENCE
指先に伝わる繊細さから、日々の動作の中で感じる心地よさまで。感覚の鮮明さを大切にするGBHのデザイナーへのインタビュー。
第8弾は、『GLASSWARE』と『KITCHEN&VEGGIE WASHING LIQUID』をご紹介します。
日常で頻繁に手にするものほど、感覚的にも繊細であるべきだと考えました。
Thin Glassでは、構造や実用性だけでなく、手にしたときや唇に触れた瞬間の感覚を、より軽やかに、透明感をもって伝えることを目指しました。
Q2. 従来のGlasswareと同じサイズやフォルムで、「厚み」だけを変えたのには理由があるのでしょうか?
従来のフォルムは、使いやすさとプロポーションのバランスがすでに整っていました。そこで形は変えず、厚みだけを薄くすることで、感覚に変化を与えました。
それだけでも、手にしたときの印象や使い心地は大きく変わります。
Q3. Drinking Glassは220ml、330ml、560mlの3サイズで展開されています。それぞれのサイズには、どのような使い方を想定していますか?
220mlはウイスキーやお茶など、少量をじっくり楽しむためのサイズ。
330mlは日常で最も使いやすいベーシックな容量で、
560mlは氷をたっぷり入れたドリンクやスパークリングウォーターなどを、ゆったりと楽しめるサイズとして考えました。
Q4. 当初の予想とは異なり、需要が少なかったり、使用頻度が低かったりしたサイズはありましたか?
一般的に小容量のグラスは選ばれる割合が低い傾向にありますが、Thin Glassではむしろ220mlが多く選ばれました。
手にしたときに、薄いガラスならではの繊細な感覚を最も感じられるサイズだったからだと思います。用途よりも、使ったときの感覚が選ぶ理由になったのは印象的でした。
Q5. 厚みが変わることで、手にしたときの感触や重さはどのように変わりますか?
単に軽くなるだけでなく、指先から伝わる感覚そのものが変わります。
Thin Glassはガラスの存在感がより薄くなることで、まるで中の飲み物を直接手で感じているような、より近い感覚が生まれます。
Q6. Thin Glassを使うことで感じられる、最大の魅力は何だと思いますか?
見た目の軽やかさと、指先に伝わる繊細さ。
そして、飲み物の風味までよりダイレクトに感じられるような、感覚の鮮明さだと思います。
Q7. キッチンで毎日使うものとして、Thin Glassと同じように頻繁に手にするKitchen & Veggie Washing Liquidは、一般的な洗剤とどのような点が異なるのでしょうか?
大きな違いは、用途の広さではなく「安心の基準」にあります。
食器だけでなく、哺乳瓶や野菜、果物にも触れるものだからこそ、安全性にはより高い基準が必要だと考えました。
デザインでは、キッチンに自然と馴染む佇まいを意識しています。
洗剤を「隠さなくてもいいもの」にしたかったので、余計な装飾を省き、端正なシルエットとカラーに仕上げました。
使うときにも、視覚的にも感触としても、すっきりと心地よく感じられることを目指しています。
Q8. 食器だけでなく、野菜や果物まで洗える洗剤として開発した理由を教えてください。
洗浄力以上に重視したのが、残留成分の安全性です。
何に触れても心配なく使えること。その基準を設けることが、製品づくりの出発点でした。
Q9. 香りや泡立ち、テクスチャーを設計するうえで、最も重視したことは何でしょうか?
毎日キッチンで使うものだからこそ、長く使っても負担を感じにくい香り、素早くすすげる泡、そして手に残りにくい質感を重視しました。
Q10. Thin Glassシリーズの中で、予想以上に反響が大きかったアイテムはありましたか?
ギフトセットですね。Thin Glassならではの繊細なフォルムと日常使いしやすいデザインで、ギフトとしても多くの方に選んでいただきました。
特に好評だったのが、グラスを傾けて乾杯しているような姿をエンボスで表現したパッケージです。
実用性だけでなく、ギフトを開ける瞬間にも少し楽しさを感じてもらえるようなデザインが、多くの方に支持されました。
Q11. 販売や反響の面で、特に多くの方から支持されたアイテムは何でしょうか?
HIGHBALL GLASSです。近年、ハイボールの消費量が大きく伸びているという報道もあり、ハイボールグラスへの関心も高まっているように感じます。
仕事を終えたあとの静かな時間に、自宅で気軽にハイボールを一杯楽しむ。グラスを囲みながら交わす会話まで、少しやわらかくなる。
そんな日常の風景に自然と馴染むアイテムだと思います。
Q12. ギフト向けに展開されたアイテム(ON THE ROCKS GLASS、HIGHBALL GLASSなど)は、どのような発想から企画されたのでしょうか?
「ものではなく、ひとつの瞬間を贈る」という考えから始まりました。
グラスを使うことで、いつもの食卓やその場の雰囲気が少し変わる。だからこそ、グラスは暮らしの中で「体験を届けるオブジェ」にもなれると考えました。
Q13. Thin GlassとKitchen & Veggie Washing Liquidが並ぶキッチンを思い浮かべたとき、GBHが表現したかったのはどのような空気感でしょうか?
水のように澄んだ、すっきりと整った空間と、そこに生まれるゆとりです。
薄いガラスとクリーンな洗剤がつくり出す透明感が、キッチンの空気まで静かに整えてくれる。そんな風景を思い描きました。
Q14. Thin GlassとKitchen & Veggie Washing Liquidを通して、使う人にどのような感覚や体験を届けたいと考えていますか?
日常の何気ない動作を、ほんの少し繊細に感じられる。そんな瞬間が生まれることを願っています。
その小さな違いが、暮らしの空気や日々の過ごし方を変えていくきっかけになると考えています。












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